11月7日に１学年で行われたフィールド・デイの様子をお届けします。

 

コミュニティー・スクールにおける「地域を学ぶ」活動の一環として、南アルプスユネスコエコパーク内にある伊奈ヶ湖で野外活動を行いました。また、南アルプス市周辺の豊かな自然環境を学ぶとともに、南アルプス市教育委員会文化財課職員の方々に南アルプス市内の国指定史跡の研修を行って頂きました。

 

 

各クラスごとに分かれて、違うコースをバスで移動しました。午前中、桝形堤防と石積出に行く予定でした2，3組は雨天の為、ふるさと文化伝承館にて展示された文化財の見学、出土品の洗浄作業を行いました。

 

 

午前中、エコパ伊奈ヶ湖に向かった1、4組。最初に講話を聞き、散策ルートなどの説明を聞きます。

次第に雨も止んできて、自然観察スタート！

班ごとに分かれ、エコパ伊奈ヶ湖のガイドさんに南伊奈ヶ湖の周辺を案内していただきました。

 

紅葉も始まっていました。

 

今回は、1番最初にばったりと遭遇しました、りすのこみちを登っていく4組の様子を撮らせてもらいました。

 

動物の痕跡やシカの角からわかる年齢など、自然の中を散策しながら説明をしていただきました。

山道を登りながら、息も切れつつ、雲海を見ることも出来ました。

 

 

天候が回復し、午後は石積出と桝形堤防に向かう1、4組。先に石積出コースの1組の様子を撮影させてもらいました。石積出の歴史や役割の教えていただき、スコップを手に持ち作業開始です。石の間にある草やコケ、土などを丁寧に取り除きます。天候が回復したので暑かったですね。

 

 

桝形堤防では、来年に公園になる予定で作業が始まっているということで安全の為ヘルメットを被ります。

桝形堤防での水をめぐる争い、歴史を説明していただきました。

 

ここでは公園の整備作業をさせて頂きました。

小さい石に「日付・白根高校・氏名」を墨で書きました。石に書いた墨は、千年残るそうです。「千年後、後悔しないように書いて下さいね。」と言っていましたね（笑）。

 

大きい石には、「日付・白根高校・クラス」そして「一言」。１組は、書道の上手な生徒が代表で書いていました。案内していただいた南アルプス市教育委員会文化財課職員の方からも「これは上手！」とお褒めの言葉が出ましたね。

 

植込み前に小さい石を並べ、その上に大きい石をセットします。

来年度には、文字は隠れて見えなくなってしまうとことです。4組は12番目、1組は13番目です。上からの写真も撮りましたので、是非来年、見に来て探して下さいね。

 

エコパ伊奈ヶ湖スタッフの皆さま、南アルプス市教育委員会文化財課職員の皆さま、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。