2021年11月22日カテゴリー:

DNAオンライン講座

本日(11月22日)の午前中は3年生の生物選択者が合同でDNAの実験を行いました。

 

今回の実験は公益財団法人かずさDNA研究所さんが実験機材や材料を貸し出してくださり、オンラインで実験の説明や講義を行ってくださいました。

 

今回の実験は何かわからない(豚、鶏、牛のいずれか)お肉のサンプルをPCR法によってDNAの増幅をおこなってから、アガロースゲル電気泳動によってなんのお肉か鑑定します。PCRやゲル電気泳動の実験を行って、その原理を学びました。

 

本校ではマイクロピペットから初体験です。

本格的な実験に生徒の皆さんは最初緊張していましたが、練習が何度もあったので本番は手際よくすすめていました。

 

新型コロナウイルスの流行で名前を聞く機会が多かったPCRですが、これはDNAの増やしたい部分を増幅させる方法です。

 

今回は、豚、鶏、牛のDNA増幅プライマーが入っているチューブに鑑定したいお肉のDNAをいれてPCR装置にセットしました。DNAを増やしている間に、DNA研究の流れや、最新機器、バイオテクノロジーについてなどDNAに関する講義をしていただきました。

 

PCRが終わったものをゲル電気泳動させ、ブルーライトの上においてDNAの位置を確認します。

光っている位置で豚か鶏か牛かがわかります。

 

みなさんしっかり結果がでていましたね。

 

 

今回の実験をしていただいたかずさDNA研究所の皆様、本当にありがとうございました。